忌み言葉と禁忌

言霊と宗教による忌み言葉

忌み言葉の基本には、縁起の良い言葉を口にすると好ましいことが起こり、縁起の悪い言葉を口にすると悪いことが起こるということですね。

これは同時に、口から発せられた言葉というものが、悪霊を追い払い、その場を清浄なものにするということです。こうした言葉や音の力に対する信仰は世界中で見られます。いろんな儀式では必ずと言ってよいほど、言葉や音が使われます。

忌み言葉の中には、忌み数字もあります。日本を始め漢字の使われているところでは、数字の「4」は死に通じるとして使うのを避けます。こうしたことも解釈次第で、中国では「五」は「無」に通じるため避けられます。54となると、忌み数が二つ重なりますから、嫌う人もいれば、無死とも言えますから、縁起が良いとする人もいます。

13日の金曜日は、キリスト教では禁忌ともいえる日ですが、この日に宝くじを買うと当たるとも言われていますね。

日常生活に入り込む忌み数

ホテルや病院の部屋番号では、4の数字を避けているところもあります。プラットホームなどでも、「6」は、「無」を意味するとして、使わないことも多いですね。「13」を忌み数とするキリスト教国では、ビルに13回がないということも良くあります。「42」も「死に」に聞こえるため、ナンバープレートとしては原則として交付されません。高層ビルでも42回のないところが結構あります。

しかし最近では、こうした忌み数のために階数表示を変えることが消防などの災害の救助活動に支障をきたすとして、正しい階数を表示するところも増えてきています。イタリアですと、「17」が忌み数になり、航空会社などでも客席に17列目を作らないようにしているところがありますね。

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