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重ね言葉と直接的な表現

忌み言葉の基本として、不幸が繰り返されるような意味の言葉や、不幸な出来事を露骨に表現する言葉は避けるようにします。

*重ね言葉:重ね重ね、重々、次々、再三、くれぐれも、いよいよ、たびたび、ますます、返す返すも。*繰り返し言葉:再び、再々、続く、引き続き、追って、追いかける、次に、また、なお。

*露骨な表現:死亡、死去、死ぬ、生きる、自殺、急死。

*縁起の悪いと思われている数字:4、9、19、42。

*宗教的なもの:浮かばれない、迷う、成仏、冥福、供養、往生。

こうして忌み言葉があるのですが、不幸のあった人を前に、死ぬという意味のことを言わないわけにはゆきませんね。そういう時には工夫して柔らかい表現を用います。「死ぬ」でしたら、「なくなる」とか「ご逝去」を使います。「生きているとき」という意味でしたら、「お元気な時」というように言い換えます。

忌み言葉豆知識

忌み言葉には常に対立的な概念がありますね。死者がよみがえるということは、人によっては好ましいことであると同時に他の人にとっては恐ろしいことです。

埋葬された死者に対する恐怖が、吸血鬼であるドラキュラの伝説を生み出したといえましょう。魔術の世界では、物や人の本名を知ると、その存在をコントロールできるといわれています。ですから本名はめったなことでは口に出してはいけないといわれています。

私たちの感性の中で、死と血は密接に関連しています。それは忌避すべきものであると同時に、キリスト教の儀式では、イエスキリストの肉体と血の象徴として、パンとワインを分かち合います。これは吸血鬼とは違い、感謝と祝福の象徴ですね。

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